迷った末にNetflixでたどり着いた作品。マーク・ウォールバーグの映画は久しぶりである。この人の何を考えているかよくわからない、硬質な佇まいは結構好きである。
映画は僕の好きな感じであった。主演以外は知らない人が多いのだが、主人公の元妻役のイライザ・シュレジンジャーさんがすごく良かった
アドリブなのか脚本なのか分からないが、爆笑した台詞があった。後で調べてコメディアンの方だと知る。なるほど、道理でああいう雰囲気が出せるわけだと納得。
no pain no gain
迷った末にNetflixでたどり着いた作品。マーク・ウォールバーグの映画は久しぶりである。この人の何を考えているかよくわからない、硬質な佇まいは結構好きである。
映画は僕の好きな感じであった。主演以外は知らない人が多いのだが、主人公の元妻役のイライザ・シュレジンジャーさんがすごく良かった
アドリブなのか脚本なのか分からないが、爆笑した台詞があった。後で調べてコメディアンの方だと知る。なるほど、道理でああいう雰囲気が出せるわけだと納得。
Netflixでクワイエットプレイスの続編を観る。一作目も自宅鑑賞だった作品。前作も「え?そういう設定でいいの?」という場面があったのだが、続編でも「え?そうなの?」という場面が。でもまぁ、そうことを言っては野暮である。
今作はママとお兄ちゃんはやや控えめ。お兄ちゃんが精神的に成長するかと思いきや、そう簡単に強くなれるはずもなく… やはりお姉ちゃんの方が圧倒的にタフである。
音を立てたら超即死の世界で子育てするって本当にすごいわぁ…などと思うのであった。
3月11日配信開始、ということで観始めたのである。時間短めだしいいかな?ぐらいの気持ちで観たが、いやいやこれは傑作であった。
タイムトラベルSFとしても、家族の結びつきを描いた映画としても、非常に良くできている。ちょっと後半は泣いてしまった。
80年代のSF映画を思い出す…
最近月1、2ぐらいでクレージーキャッツの映画を観ている。DVDを買ってしまった方が良いのだろうか?
週末に大逆転を観る、最初は今ひとつ…作品に入ってゆけずだったが、途中からだんだん面白くなってきた。
谷啓が面倒見の良い女性になぜかモテる、というフォーマットは他の作品でもあった。今作ではS500(600?)に乗って植木等を追いかける場面も。
一方こちらは電車での移動。缶ジュースの側面に時代を感じる。
二人はライバルなのだが、最終的に手を結ぶこととなり、一件落着の大団円となる。週末の夜、独りのんびりと観るには最適な一本だろうか。
コロナ禍で全く映画館にも行けず。備忘録として2月の自宅鑑賞、タイトルだけ記載しておく。
ボバ・フェット(完走)
スター・ウォーズ エピソード3、4
SF巨大生物の島
怪盗ジバコ
ローグ・ワン
クレージーの大冒険
引き続きのスター・ウォーズ月間となった。
業務多忙につき、なかなか自宅鑑賞の気分にもなれずであった。
今年最初の自宅映画は、銀河伝説クルールである。劇場で観たのは確か1984。それ以来まともに観ていなかったが、Amazonプライムで発見。懐かしく鑑賞する。
銀河と言いながら、スペースオペラではない。舞台は主に陸地である。1984年はSF映画が真っ盛りであったので、こういったタイトルになったのか。しかしこの時期、我々はよりテンポの速いレイダースやスターウォーズを観ているので、その「目」で観ると、かなり展開がもっさりしている感がある。
奪われた姫を取り戻すために、若き王子が旅に出る。仲間は現地調達、途中で出会った面々を従えて話は進む。
「そうそう、こういう話だった」と懐かしく観る。しかし懐かしさ以上の良さがなく、その辺りはロマンシングストーンとは少し違うのであった。
マトリックスの新作ができると聞いた時、正直あまり期待感はなかった。予告を観ても何か新しい映像体験ができそうな気はしなかったのである。
僕はブレードランナーに本当に衝撃を受け、いまだにブレードランナーの呪縛から逃れられない人間である。SF映画に対しては特に頑固で厳しい見方をしてしまう。それでもマトリックス1作目は本当に衝撃的だった。確か2年ほど前に再上映に行ったのだが、その時も「今観ても全く色褪せることはない」と思いながら劇場を後にした。
勿論観に行かない選択肢はないので、しばらく観ていなかったリローデッドとレボリューションズをおさらいする。金土で一作ずつ、そして日曜夜にレザレクションズと、3日連続での鑑賞となった。
マトリックスは様々な映像的衝撃があったのだが、主要登場人物の魅力というか、その描き方も素晴らしいと思う。特にトリニティはネオを導きながら惹かれてゆく、その心の揺めきや深い瞳の色合いが美しかった。
レボリューションズのトリニティは、少し疲れたような印象があった。結末も悲しすぎて、僕には少し重たい映画だったと思う。だからレボリューションズはあまり観ていない。
そう思って劇場に行ったのだが、新作はレボリューションズで感じたある種の辛さ、切なさが全て取り戻されるような作品だった。まるで最初から4部作構成であったかのようだ。予告を観てトリニティが登場するのは知っていたが、こんなお話になるなんて。
レザレクションズは映像的な新しさではなく、3作目で果たされなかったネオとトリニティの純愛映画なのではなかろうか。前半のメタ構成から後半、トリニティが目覚めるまで。よくぞこんなお話を考えてくれたものだ。
トリニティが「ネオ!」って叫ぶ場面。本当に素晴らしかった。あの場面、今年一番のプレゼントである。
前々から観たかったレッドノーティスを観る。Netflixオリジナル作品だが、普通に劇場公開されて然るべきクオリティである。でもこれからはこういう配信の形態がどんどん増えるのだろう。
映画の完成度は高く面白いのだが、どうしても「なんかこう…どこかでお会いしませんでしたか?」というような印象になってしまう。ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズというキャストに意外性がなさ過ぎるのか?
ここ1年ぐらい、サブスクの映画チャネルでライアン・レイノルズを見かけることが多いのだが、そのせいかもしれない。今作のライアン・レイノルズはくだらないジョークを連発する、なかなか本音を見せないタイプの男である。そのキャラクターの造形はさすがにすごいなと思った。台詞一つ一つ、相当練られている印象を受ける。
ケチはつけたが観てハズレの映画ではない。続編できたらきっと観ると思う。でもこういう映画は映画館でポップコーン食べながら観たいものである。
なかなか安心して映画館にも行けないが、どうしても「これだけは」という映画はなんとか観に行くようにしている。今年は10本観られるか、というところだろうか。
どうしても観たい映画、ラストナイト・イン・ソーホーを観に行く。開演の30分以上前にサツゲキに到着したのだが、なんとまだ劇場が開いていない。寒空の中待つこととなった。
色彩や音楽がすごく好きな感じの映画であった。おそらく冒頭30分ぐらいまでは近年稀にみる傑作ではないかと。ブライアン・デ・パルマっぽい演出、魅力的な登場人物、60年台のロンドンの描写…すごく惹きつけられる。
ただ、中盤からホラー要素が強まってると、だんだん映画の歯車と僕の心が噛み合わなくなってくる。ホラーなんだけど微妙に怖さがない。怖くなかったのである。ホラー映画の怖さというより、女性が暴力を受けている場面の方が恐ろしいのだ。ホラーの怖さではなく性暴力の恐ろしさになってしまっているような…
結末はすっきりとまとまっている。でも終盤に向けた起承転結の転あたりが、どうにも僕は駄目っだった。でもトータルではすごく好きな映画である。
何を観ようか迷った末に辿り着いた映画。迷っている時間が結構長いため、次に観る作品、ちゃんと決めておかねばといつも思う。
地球と宇宙ステーションを舞台にした映画である。こういった宇宙ステーションが出てくる映画って、どうしてもどこかで観たような風合いになってしまうことが多い。機能性・科学的根拠を考えると、どうしても似たような描き方になってしまうのか。
今作は時空のねじれによって、別な時間軸ができるところが肝である。細かい描写はSF映画好きとしては琴線に触れる部分が多い。でも全体を通しては物足りない感じ。
エリザベス・デビッキが登場するのだが、これはテネットよりも前ということになる。
ラストはクローバフィールド系な感じで終わっていた。ちょっと意表をつかれる。帰ってみたら地球はどんでもないことになっていた系エンディングである。