9.海へ行こう

サミーがパソコンを使えるようになって、少したちました。
インターネットやメールの交換も、できるようになったのです。
しかし、今日はパソコンはお休みです。
こんな良い天気の日に家の中にいるわけにはいきません。
サミーはジーンを誘って、海へ出かけることにしました。

最近パソコンに向かっている時間が多かったせいか、海に近づく につれて、サミーの心はわくわくしてきました。
大きくて、雄大な風景を見るたびに、サミーの心はどきどきして くるのです。

足ひれを付けて準備がととのいました。
でもジーンは、まだノートパソコンをさわっています。

「ねぇジーン、泳がないの」
「先に行っててもいいよぉ、ぼくもすぐ行くから!」

海にきてまで、メールの確認でもしているのでしょうか?
でも、そんなようすでもなさそうです。
サミーは、もうすっかり海の方に気持ちが向かっていましたので、 ジーンをおいて海に走っていきました。

-第9回目を振り返る-

サミーとジーンは海に出かけます。

FM ~WORLで連載していた頃、お話の中の季節と実際の季節は同期していたような記憶があります。冬になったらクリスマスやスキーのお話もあったような。。。

ジーンが座っているサマーベッド?のような椅子は、ゴザのような模様をPhotoshopで描いて貼り付けたような。
砂浜は板ポリゴンにバンプマッピングを当てて、あとはチマチマとレタッチしていました。

こんな海辺、僕が住んでいる北海道ではなかなかお目にかかれません。サミーたちが住んでいるねずみの森は、おそらく徒歩圏内になんでもある、夢のような場所だったのだと今にして思います。

サミーとジーンは穏やかに友情を育ててゆきます。ジーンの人生(ねずみ生?)において、海に行こうよと誘ってくれたねずみはいなかったのだろうなぁと思います。静かでどこか人(ねずみ?)を寄せ付けない雰囲気なので、アウトドアな遊びは誘われなかったのかと。

海のお話はまだ数回続きます。

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