3.サミーよろこぶ、そしておおきなショック

ねずみのサミー Vol3

「うぅーん、これはすごーい」とサミーはつぶやきました
さっきからいろいろなページをネットサーフィンしているのですが
思っていたよりむずかしくありません
やはり昨日勉強したのが良かったのでしょうか

なんだか自分がかしこくなったような気がしてきます
「これならいけるかもしれない」そう思ったその時でした

なんだか見慣れないウィンドウがいきなり表示されました
「え?」
これはなんでしょうか
昨日読んでたインターネットの雑誌には
こんなウィンドウが表示されるなんて、一行も書いてなかったのに

サミーは体が石のように固まってゆくのが分かりました
「どうしよう…」

あたりにはあまりねずみ影もありません
このままそぉーっと帰ってしまうこともできるでしょう
しかしサミーは「自分のしたことは自分で責任をとるように」
と育てられてきたねずみです

このまま知らんぷりして帰るわけにはゆきません
意を決してサミーは店員さんにたずねることにしました


-第3回目を振り返る-

ねずみの森にはパソコンショップがあります。木の切り株にパソコンが並べてあるのですが、今となってはなんと90年代なパソコンたち…と思ってしまいます。デスクトップ型はブラウン管のディスプレイだし、ノートPCはいかにも重そうです。

パソコンショップでパソコンを操作していると、なんだかよく分からない画面が出てしまい困った。というのは僕の実体験です。もともと僕は仕事で「やむを得ず」IT機器を使っていますが、本当はこっちの世界はあまり得意ではないので。

ねずみのサミーも僕と同じく、デジタル機器は得意ではないので、こんなことが起きてしまったのです。

第1回目で、僕はサミーの性格を「新し物好き」と定義しました。しかし最初に設定していた性格づけは、これから少しずつ変わってゆきます。この時点ではパソコンショップの店長さんも、まだイメージが固まっていません。