日本一の色男 21/11/19

金曜日、時間ができたので「日本一の色男」を観る。

少し前に「日本一のゴマすり男」を観たのだが、「色男」の方が作品としては古いようである。

基本的には同じフォーマットなんである。無責任でC調のサラリーマンが活躍する、ある種の御伽噺である。前作の趣向は「ゴマすり」だったが、今作は「モテ」だ。

植木等演じる「光等(ひかるひとし)」は調子が良くて全然信用ならない感じなのだが、行きあたりばったりの行動が逆に好まれるのか。とにかくモテる。

植木等の歌や踊りは他に類のない独自性があるのでは…と思ったり。

脇役でクレージーキャッツのメンバーも出演していた。週末の夜にのんびり観るには最高の映画であった。