
昨日はまた余市の漁港に行ってきた。雪が溶けてから、月2回ぐらいのペースだろうか。世界中で新型コロナが大変なことになっているが、ここに来るとそんな大変なことが起きているような気がしない。
いつもと同じく釣り人が少しいるぐらい。まだまだ寒いが日差しは穏やかである。ぼうっと海を見ていると、外出自粛も密を避けるということも、どこか遠いところのような気になってしまう。
こうしている間、子供たちは首都圏で不便な思いをしている。それなのに親はこんなところでのんびりしていて良いのか?という気もする。東京の大学に通うことを選択したのは彼らだが、こんなことが起きるとは誰も思っていない。僕は色々なことを考えたのだが、心を覆うのは札幌で普通に近い生活を送っていることへの罪悪感である。
こんなことになるならさっさと帰省させれば良かったと後悔している。今となっては二人で協力して、この事態を乗り越えてくれと祈るばかりだ。
余市の埠頭で海を眺める。
映画、猿の惑星のエンディングを思い出した。