またトイガンを買ってしまった。S&WのM29である。

今回買った東京マルイの M29はベレッタと同じくover10のエアガンである。お値段も相当安く、見るからにプラスチック感溢れる印象なのだが、写真に撮ると意外とガンブルーっぽい光沢が(少しだけ)出てたりする。もちろん金属製のモデルガンには及ばないが。しかし40年前に買ってたプラガンが1万円ぐらいだったことを考えると、3千円ぐらいでこのクオリティだったら絶対安い。

バレルは8.375インチタイプである。実際に持ってみるとやたらと長く感じる。ダーティーハリーは確か銃身が6.5インチだったはず。咄嗟に抜き撃ちするには6インチでも長いんじゃないだろうか。
さて、どうしてM29なのかというと、やはり僕の世代にとって44マグナムは一種のヒーローであり、パワフルなリボルバーの代名詞なのだ。ネットでトイガンを漁っていて、再び握ってみたくなったのである。箱から出して手に取ると、気分はもうハリー・キャラハンである。

別売で真鍮製のカートリッジも購入した。これを装填すると少し重量が増すのだ。しかしそもそも思っていたよりずっと重い。ABS樹脂だからもっと軽いと思ってたが、意外と重量感がある。
残念だったのはシリンダーとフレームのつなぎ部分の剛性が全然ないことだ。素材を考えると仕方ないのだが、シリンダーを出すと自重で少し「しなる」ような感じがする。金属製のモデルガンだとこうはならない。
肝心の命中精度だが、少しホップするので着弾は狙った箇所より上にいく。気のせいかベレッタより威力があるような…
Go ahead, make my day. と呟きながらポーズをとる。