何かと12月は忙しく、やはりサミーのモデルデータに手がつけられない。Blenderの使い方を再びおさらいするところからなので、腰が引けているのかもしれない。
こうなるといつも考えてしまうのが、3Dの背景に2Dのサミーを合成できないか、ということである。試しにAdobeのFrescoでお絵描きしてみる。

手描きの線画をiPadのカメラで撮って、AdobeのFresco、Photoshopであれこれやってみる。意外と手描きっぽい感じになった。いや、求めているのは手描きっぽい感じではなく、3D背景に置いて違和感ない質感である。
このタッチも追求していけば、これはこれで面白い感じになるかもしれない。Frescoは継続課題とするが、やっぱりモデルデータの精度を上げないと何も進まないと感じる。
先人の様々な作品で「リブートするとタッチが変わってしまう」というのを目にすることがある。数年、時には数十年の時を経てリブートされた作品は、過去に持っていた「魔法」のようなものが失われてしまうという…これは本当にもう、多くの作品で見てきた。
ねずみのサミーもそんなことが起きるのではないだろうか?
道具も自分も変わってしまったら、オリジナルの素朴な風合い、どこまで再現できるのだろうか?