万年筆インク吸入 Fonte

仕事で使っているFonteの万年筆を洗ってインク吸入する。

一ヶ月ほど前にインクを入れたのだが、どうもインクフローが悪かったので、全部バラして洗ってみた。本当はペン芯をバラしてしまうのは気が進まない。インクフローが変わってしまうような気がするので。

職業柄、赤入れした原稿にさらに緑でチェックを入れることがある。この万年筆はそういった目的で緑のインクを入れているのだ。使っているのはプラチナの緑。このインクは自分の好きな色を作れる「混ぜれるインク」である。

Fonteの万年筆はコンバーター式だが600円ぐらいである。やはりTWSBIやLAMYの万年筆の方が書きやすいが、値段を考えると全然OKである。

万年筆インク吸入 LAMY/EF

LAMYのEFにインクを吸入する。今回はPILOTの色彩雫、深海というインクにする。

色彩雫シリーズのインク瓶、これは小さい方。

「深海」という色はいわゆるブルーブラックなのだが、その名の通り深みのある青であった。

LAMYの万年筆にインクを吸入させる。ちょっと気泡が入ったかと思ったが、数時間経ったら落ち着いていた。

こんな感じのとても落ち着いた青である。

万年筆インク吸入 TWSBI2本

今週のインク吸入。

まずはTWSBIのEF。こちらは洗浄した後、SHEAFFERのブルーブラック(多分)を入れることに。

インク瓶にペン先を入れてくるくると回す。

大体九分目ぐらいまでインクが入った。SHEAFFERのインクは華やかな青ではなくて色褪せたデニムのような渋めの色合い。

続いてTWSBIのFをバラして洗浄する。ピストン部分に付属のオイルを塗ると非常に動きがスムーズになった。

この油は一体なんと読むのか? 

こちらは丸善のエターナルブルーを吸入する。SHEAFFERよりは深い青という感じ。

余市の漁港でいろいろ考える

昨日はまた余市の漁港に行ってきた。雪が溶けてから、月2回ぐらいのペースだろうか。世界中で新型コロナが大変なことになっているが、ここに来るとそんな大変なことが起きているような気がしない。

いつもと同じく釣り人が少しいるぐらい。まだまだ寒いが日差しは穏やかである。ぼうっと海を見ていると、外出自粛も密を避けるということも、どこか遠いところのような気になってしまう。

こうしている間、子供たちは首都圏で不便な思いをしている。それなのに親はこんなところでのんびりしていて良いのか?という気もする。東京の大学に通うことを選択したのは彼らだが、こんなことが起きるとは誰も思っていない。僕は色々なことを考えたのだが、心を覆うのは札幌で普通に近い生活を送っていることへの罪悪感である。

こんなことになるならさっさと帰省させれば良かったと後悔している。今となっては二人で協力して、この事態を乗り越えてくれと祈るばかりだ。

余市の埠頭で海を眺める。
映画、猿の惑星のエンディングを思い出した。

余市まで出かける

車で余市まで走る。晴れてはいるが風もあり、海は少し波が出ていた。

波が光る。

風がぼうぼうと音をたてる。

万年筆インク吸入

何本か並行して万年筆を使っているせいか、同じタイミングでインクが切れることがある。今回はLAMYのEFとmoonmanのFサイズ。洗ってインクを入れる。
LAMYはモンブランのROYAL BLUE、これはすごく華やかで明るい感じの色だ。そしてmoonmanはモンテベルデのJAID NOIRという緑がかった黒。

まずはLAMYから。コンバーターをくるくる回して吸入する。

次にmoonnmanを。こちらはアイドロッパーなので、スポイトで入れる。

今日は指先を汚さず吸入完了となった。