Blenderを基礎からお勉強する

なかなかねずみのサミーが進まない。まずはモデラーとレンダラーを決めなければならないのだが、ここが難航している。blenderが一番良さそうなのだが、きちんと使いこなせるようになるまで、かなり時間がかかりそうである。

フリーの統合CGソフトなのに「ここまで多機能なのか!」というぐらい豊富な機能がある。昔だったら何百万もするんじゃないかという感じだ。ネットでいろいろ情報を探してみたが、皆さん「ドーナツチュートリアル」というものをやるっぽい。

ドーナツを例にしたチュートリアル動画といのがあるのだ。なるほどわかりやすい。今日はざっくりモデリングするところまでやってみる。

しかし道は険しいのであった。当分の間は過去作のサルベージのみになりそうである。

ベレッタ、M29をターゲットに向かって撃つ

夕方少し時間ができたので、今月買ったエアガンを試射してみることにする。即席の的を作って撃ってみた。この段ボール箱は内側に向かって折り返しがあるので、的を貫通したBB弾が外にこぼれない。(しかし当たりどころが悪いと外にBB弾が跳ね返り、フローリングの床にテン!テン!テーン!と派手な音を立てて転がってゆく。妻に文句を言われるのでは?と心臓に悪いのであった…)

安価なエアガンだが、撃つときには結構な音がする。

バシュッ!
バシュッ!

少し弾道が上にホップするようで、全然真ん中に当たらない。撃ってる時はどこに当たってるかいまいち分からないので、起動修正しながら撃つという感じでもない。少し下を狙ってたつもりだが、着弾は上にまとまってしまう…これは要練習だ。

ベレッタ M29

撃ちやすかったのは左のベレッタであった。M29はトリガーを絞る瞬間に銃本体が動いてしまいコントロールが難しい。僕は本物の銃を撃ったことなどないが、多分本物の44マグナムなんて、素人が撃っても全然当たらないんじゃないだろうか。そもそも反動がすごくて怪我しそうである。ダーティー・ハリーが片手でばんばん撃ってた記憶があるが、あのスタイルで的に当てるのは相当な鍛錬が必要とみた。

両方とも3千円ぐらいのものである。年齢制限は10才以上なので小学生でもOKということがだ、意外と本格的である。僕はこの程度で十分だ。

スティングレイのベース交換

今年の1月に買ったスティングレイ。最近音が伸びなくなってきたので弦を交換することに。

何にするか迷ったがいつものERNIEBALLにする。値段もお手頃なのである。しばらくスタジオもライブもないのだが、詰まった音が気持ち悪いので交換してしまう。

Fenderタイプのヘッドとは少し勝手が違う。1弦のペグが下側についているので回す向きを間違えないように気をつける。このベースは何年も店頭で展示されていたので、その間はずっと弦も交換されていなかったわけだ。初めての弦交換なのかもしれない。

金属パーツを少し磨く。ピックガードが意外と傷つきやすく、あっという間にスラップの細かい傷が付いてしまった。買ってからまだ3ヶ月経っていないのだが…

弦高が少し低めなのでビビるような振動音があったが、弦を変えたら大人しくなった。

無事に交換完了。ミュージックマンらしいブライトな音が戻った。

S&W M29 Go ahead, make my day.

またトイガンを買ってしまった。S&WのM29である。

今回買った東京マルイの M29はベレッタと同じくover10のエアガンである。お値段も相当安く、見るからにプラスチック感溢れる印象なのだが、写真に撮ると意外とガンブルーっぽい光沢が(少しだけ)出てたりする。もちろん金属製のモデルガンには及ばないが。しかし40年前に買ってたプラガンが1万円ぐらいだったことを考えると、3千円ぐらいでこのクオリティだったら絶対安い。

バレルは8.375インチタイプである。実際に持ってみるとやたらと長く感じる。ダーティーハリーは確か銃身が6.5インチだったはず。咄嗟に抜き撃ちするには6インチでも長いんじゃないだろうか。

さて、どうしてM29なのかというと、やはり僕の世代にとって44マグナムは一種のヒーローであり、パワフルなリボルバーの代名詞なのだ。ネットでトイガンを漁っていて、再び握ってみたくなったのである。箱から出して手に取ると、気分はもうハリー・キャラハンである。

別売で真鍮製のカートリッジも購入した。これを装填すると少し重量が増すのだ。しかしそもそも思っていたよりずっと重い。ABS樹脂だからもっと軽いと思ってたが、意外と重量感がある。

残念だったのはシリンダーとフレームのつなぎ部分の剛性が全然ないことだ。素材を考えると仕方ないのだが、シリンダーを出すと自重で少し「しなる」ような感じがする。金属製のモデルガンだとこうはならない。

肝心の命中精度だが、少しホップするので着弾は狙った箇所より上にいく。気のせいかベレッタより威力があるような…

Go ahead, make my day. と呟きながらポーズをとる。

LAMYに蛍光インクを吸入する

蛍光ペンも万年筆で代用できないか?そう考え使い始めたLAMYの太文字。インクがなくなったので久々に洗ってインクを入れる。

LAMY

吸入するのはペリカンのシャイニーイエロー。少し粘性が高いインクである。

LAMY

ペン先を入れてコンバーターをくるくる回す。ここが非常に楽しい瞬間である。たくさん入りますように…と念じながら吸入する。

LAMY

インクが入った。蛍光の黄色なのだが首軸のあたりは濃い緑に見える。このインクはBBサイズの極太万年筆とセットで売られていたりするが、そちらはかなりお高いのである。なのでLAMYの1.9mmのペン先を付けて代用しているのだ。本体・ペン先・コンバーターを合わせても5,000円ぐらい。

LAMY

最初からオールペリカンで揃えりゃいいのだが、LAMYにコンバーターを入れてペン先を付け替え、さらにペリカンの蛍光インクを入れるところが楽しいのである。このような蛍光万年筆を使うメリットは…ない。単なる自己満足である、しかし楽しいから良いのだ。

やっと過去作をアップする

ねずみのサミーのReboot計画がさっぱり進まない。
Webサイトを作ったり、モデラーとレンダラーを検討したり…それだけでどんどん時間がなくなってしまう。

新作の準備はまだまだかかりそうなので、過去作品をスキャンしてアップした。第一回目から順次公開し直しである。さすがに21世紀の目で見ると「ずいぶんとまぁ原始的なCGだわい」という気はするが、とりあえずアップする。

文章は少しだけ直した。
本当は直さない方が良いのだろうけれど。

グラビティ繰り返される宇宙…邦題はさておき僕は好き

いきなり「宇宙を舞台にしたSFが観たい!」という気持ちになり、プライムビデオを探したらこの映画にたどり着いた。事前情報全くなしで飛び乗るように視聴開始。

冒頭登場するメカはなかなか好きな感じ。しかしこの時点では、この先何が起こるかはまだ不明である。

調査船に乗り込んだ主人公は、コールドスリープ状態の乗員を覚醒させる。ここからお話しが動き始めてゆく。導入はよくある話なのだが、この辺りで「そうか時間ループ物か」と分かる。繰り返される世界、繰り返される悲劇、主人公はなんでこんなところに来てしまったのか…と思うのだけど、その辺りも少しずつ明かされてゆく。

全体的な色味やウェザリングされた船内の質感が心地よかった。時間ループものなんだけれど、回想部分から少し色合いが変わってくる。これは心が離れてしまった男女の物語でもあるのだ。女優さんはすごく雰囲気のある方だった。回想パートで登場するロボはお約束の台詞。スキンを着用しないドロイドという設定なのね。妙に心に残る造形…

さらに回想パートでは宇宙船内のオフィスも少し描写される。これまた雰囲気が良い。CG感が全面に出てるのだが、個人的に好きな世界なので…

作品は70分ぐらいなので展開が早い。あれよあれよという間にクライマックスである。船外活動の場面が少しあるが、VFXが上手だわぁという感じ。

どうやってこの状況を脱出するのかという興味と、二人の関係は果たして修復されるのかという興味でクライマックに入る。結末は人によって好みがあるだろうが、僕はすっと入ってきた。

クリーチャーが出てくるわけじゃないが、どことなくエイリアン2風味もあり。月に囚われた男やオブリビオンが好きな方にはお勧めしたい。しかしこの邦題はどうにかならぬものかと…

2020/3/21の出来事

千歳空港から高速に乗り、余市方面へ向かう。快晴のドライブ日和だった。

いつも妻が釣りをする埠頭。遠くまで海が見渡せる。

見下ろすとテトラポットに打ち寄せる波。

春まであと一息だろうか。海から吹く風はまだ冷たい。

張碓へ向かいViewCafeというお店で食事して帰宅となった。

女は女である、そしてフランス映画はフランス映画である

新型コロナウィルス禍で全く映画館にも行けず。2020年の3月はひどい月だ。バンド活動もお休みである。その時間は全てこのWebサイトの立ち上げに使われたので、家で映画を観る時間もあまり取れずだった。

わずかな隙間で観ることができたのが「女は女である」という映画。ゴダールの映画、そして僕が生まれるより前の作品である。僕が劇場で観ることができたゴダール映画は「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」「彼女について私が知っている二、三の事柄」くらい。フランス映画はストーリーというより場面の美しさを観るもの、というのが僕の勝手なフランス映画観である。

主人公はフランスのとあるストリップ・ティーズで踊っているアンジェラという女性。ストリップと言ってもアメリカのポールダンスのようなものではなく、もっと奥ゆかしいというかソフトな感じ。これなら僕も行ってみたいと思うような、雰囲気のある場所である。あんまりいやらしくない。

思い立って「あたし子供が欲しい」となるのだが、この辺りなぜ子供が欲しいのかはあまり語られない。ストーリーは割とどうでも良くって、場面場面の絵の美しさに心が踊る。ストーリーではなく文体で読ませる小説とでも言えば良いのか。

仕事がはねた後、彼女はジャン=ポール・ベルモンドと連れ立って歩く。この辺りの二人のやり取りは、ああフランス映画だわねぇ…という感じ。ちょっと前衛的な雰囲気もあり。アンナ・カリーナのファッションは全編にわたって完璧である。

ジャン=ポール・ベルモンドの少し不良っぽい感じ、身のこなしの柔らかさが印象的であった。この頃二十代後半ぐらい。

アンジェラにはきちんとしたボーイフレンドがいるのだが、子供が欲しいという彼女となかなか気持ちが合わず…しかし最後には子供を作ってみようかとなる。

エンディングはやっぱりフランス映画っぽい。アンジェラがカメラに向かって「私はただの女よ」とウィンクして終わるのであった。誰かが殺されるわけでもなく、カーチェイスがあるわけでもなく、派手な爆発もない。60年代のパリの雰囲気、キュートな登場人物、気の利いたセリフ、それらをのんびりと楽しむ映画である。

TWSBIインク吸入

TWSBIのFにHERBINのインクを入れる。

今日もどっと疲れて帰宅する。部屋に入ってお酒を飲むが、酔っぱらう前に万年筆のインクを入れることにする。日記用のTWSBI(台湾万年筆)である。

このF万年筆はプランジャー方式である。ぎゅっと押し込むとインクが吸入される。TWSBIの万年筆は値段もお手頃で書きやすく、スケルトンなので言うことなしである。

パスポートサイズのトラベラーズに試し書きしてみる。インクフローも良いのであった。